ヒアリの判別法や応急処置法は?刺されないための注意点と発見した際の通報先はどこ?

現代はとても便利な世の中になりました。

様々な国との貿易により暮らしも豊かになりましたが、その弊害として本来日本にはいない生物…

つまり外来種が貨物船などに紛れ込み生態系を破壊しかねない事態になっているなんてニュースを何度か耳にしたことがあります。

その中で今最も脅威とされているのが、人間を死に至らしめる可能性もあるというアリ

ヒアリの存在。

そのヒアリが最近神戸港や名古屋港で確認され、現在問題になっています。

現在ヒアリ根絶に向けて様々な取り組みがなされていますが、アリといえばとても小さな生物であり数も多く、地中に巣をつくという性質から発見・根絶は至難を極めます。

今回はそんなヒアリに対して我々はどのように対処すれば良いのか?

その対処法をご紹介していきたいと思います。

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ヒアリってどんな生物?

まずはヒアリという生物について知っておきましょう!

ヒアリ

学名:Solenopsis invicta
別名:アカヒアリ・火蟻
分類:ハチ目(膜翅目)アリ科・フタフシアリ亜科
・南米大陸原産
・世界侵略的外来種ワースト100
・特定外来生物指定

現在はアメリカ・中国・台湾・オーストラリア等様々な国で猛威を振るっています。

■ヒアリの特徴

体長は2.5~6ミリ
赤茶色で腹部は黒っぽい
尻に毒針がある

■ヒアリの特性

とても攻撃的で集団で襲ってくる可能性有り
ネズミや爬虫類・野鳥などの小動物を襲い捕食することもある
虫や動物以外にも農作物等を食い荒らすことある。

つまり何でも食べる上に攻撃的で数ミリの小ささで集団で襲い掛かってくるというかなり厄介な存在です。

小動物も襲うという性質から犬・猫を襲う可能性も充分ありえます。

発見が報告がされた周辺にお住まいの方は犬の散歩の際はご注意を。

転げ回ったり、刺されたと思われる場所を執拗に舐めていたりと普段と様子がおかしかったりした場合は一度様子を見て、
刺された箇所の腫れが収まらない呼吸困難ふらつきなどの重度の症状の場合は動物病院へ連れて行くことをおすすめします。

■ヒアリの毒性
毒の成分の95%は水不溶性のピペリジンアルカロイド

軽度:焼けるような痛み・かゆみ
中度:じんましん
重度:呼吸困難・血圧低下・意識障害・動悸・めまい
(アナフィラキシーの症状)

ここで一つ。
アナフィラキシーでなければ比較的軽度の症状で済む場合がほとんどです。
報道では殺人アリだ!危険だ!とかなり煽っている風潮ですが、刺されたら一発でアウトという訳ではありません。

アメリカでは年間1400万人がヒアリに刺されていますが、死亡例は100件ほど。
これは交通事故で亡くなる確率よりも低いとされています。

あまりに過剰に反応しすぎますと日常生活を送ることすらできません。「注意する」「意識する」ということが大事です。

また、環境省によりますとヒアリの毒にはハチの毒を同じ成分であるヒアルロニダーゼなどが含まれている為、
ハチの毒に対してアレルギーがある方は特に注意をとのことです。

ヒアリの応急処置法は?

もしヒアリに刺された場合はどうすればいいのか?

その応急処置の方法をご紹介したいと思います。

基本的にはハチ刺された際と同じような対処で大丈夫のようです。

もし針が刺さっていたら抜く、刺された場所を流水で洗い、清潔なガーゼ等で上から冷やしましょう。

そして30分程は安静にして様子を見てください。

もしアナフィラキシーと思われる呼吸困難やめまいや意識障害などが出た場合はすぐに病院へいきましょう。

その際に医師に「ヒアリに刺された」「アナフィラキシーの疑いがある」と伝えれば迅速に対応できるので伝えましょう!

ヒアリの判別法は?

今回神戸港でヒアリが発見された兵庫県によりますと

次のいずれかに該当するアリは「ヒアリ」ではありません。
(1)黒いアリ
(2)2.5ミリ以下の小さいアリ
(3)赤っぽいアリでも大きさに連続的変異のないもの
(アリの集団内での個体の大きさが均一で揃っている)
引用:https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk20/hiari.html

とされています。

また、ヒアリと似た見た目をしたアリが日本には結構いるようです

まずヒアリ

そして間違われやすいアリが

このムネアカオオアリというアリ。
山などでよく見かけられるそうです。

ここで見分ける方法としては
ヒアリは2.5~6ミリ
ムネアカオオアリは8~12ミリ

一回り大きいです。またムネアカオオアリはヒアリに比べて頭部の色が若干濃いです。

しかし、一体このアリはどっちなんだろう…?と見分けようとして近づくことが何より危険です。

もしヒアリだった場合大変なので、不用意に似たアリを発見しても近づかないでください。

また判別として最も分かりやすいのが、ヒアリの巣。

※動画のような真似は絶対にしないでください!!

ヒアリはアリ塚を作るのが特徴。
直径で25~60センチ
高さは15~60センチ程のアリ塚です。

日本の在来種はアリ塚を作りません。

この不自然に土を盛ったような蟻塚をつくるのがとても特徴的。

ヒアリと似たようなアリを発見した際にこのような形状のアリ塚を見つけたら、すぐにその場から離れましょう。

しかしこれは土のある草地や砂地での場合。

ヒアリは道路の隙間などにも巣をつくることができるので
障害物がある場合はそのまま地中を掘り進んで巣を形成します。

ですので、盛り土だけに気を配っていれば大丈夫という訳ではないので注意が必要です。

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ヒアリの駆除法は?

ヒアリの駆除法としては

■熱湯をかける

■アリ用殺虫剤を使う

等が有効のようです。

しかし、常に熱湯を常備しておくことはかなり難しいのですよね…

発見してから台所に行ってお湯沸かすというのもちょっと…

ですので、ヒアリ発見の周辺にご住まいの方は殺虫剤を一本用意しておくのがよいのではないかと。

一応フマキラーさんのHPを拝見してみたところヒアリに関しての記述がありアリ用殺虫剤はヒアリに対して有効であるとされていました。

このあたりがちょうど良さそうです

 

個体でしたら駆除しても大丈夫ですが、大量のヒアリが潜んでいる巣を発見した場合は不用意に個人で駆除するよりも、通報して専門の業者に駆除していただいた方が安心です。

発見した場合の通報・連絡先はどこ?

もしヒアリを発見した場合、どこに通報すればよいのか?

コチラに関しては地方環境事務所や最寄りの保健所等に通報を。

地方環境事務所はあまり耳にしないところなので所在が分かり辛いと思いますのでURLを記載しておきます。

痴呆環境事務所URL:http://www.env.go.jp/region/index.html

またヒアリかどうか判別するためにサンプルを持っていくとスムーズのようです。(決して無理をせず)

まず熱湯や殺虫剤等で完全に死亡を確認後、セロテープで挟んで保存したり保存性の高い容器いれ採取してください。
(刺されないように充分に注意してください。難しいようであれば無理に採取です。関係各所に連絡しましょう!)

刺されないための注意点は?

まずなるべく

・肌の露出を控えること
・ヒアリは農作物も荒らす可能性がある為農作業をする際は手袋を着用する等の対策を
・庭の手入れなどの際にも手袋着用を
・サンダルを外に置いたままにしないこと
・発見しても素手で触ったり、足で踏みつけるようなことはしないこと
・アリ塚のような形状のものを発見した場合は近づかないこと
・不用意に草むらなどに入らないこと(犬の散歩場合も同様)

また野外で農作業や庭の手入れなどをする際にベビーパウダーを靴やズボンに振りかけておくとアリが体を登りにくくなることができるとのことなのでヒアリが確認された周辺地域の方は是非とも実践してみてください。

あと個人で畑をやっている高齢の方が近くにいらっしゃる方は是非とも注意していただくようお声掛けをしてあげてください。
(私の祖母も小さな畑で野菜を育てたりしていますが結構無頓着な感じでした^^;)

ということで今回ヒアリについてご紹介させて頂きました!
これ以上広まらないことを願っています。

現在発見が相次いでいる女王アリに関してはこちらにまとめました
[blogcard url=”https://warikini-topic.jp/899.html”]

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