ワリキニ!割と気になるふ~んな話

人体冷凍保存はロシア以外にも!?費用や解凍方法と蘇生して生き返る可能性に迫る!

出典:http://business.nikkeibp.co.jp

手塚治虫氏の「ブラックジャック」という漫画に

「未来への贈りもの」という話がある。(第何話だったかなぁ…147話でした)

不治の病にも関わらず愛し合い結婚した二人に当時インターンだったブラックジャックがいつか二人に結婚祝いを送ると約束。

10年後ブラックジャックが二人に贈ったのは当時のソ連で極秘に開発されていた人工冬眠装置…つまり人体冷凍保存装置へのキップ。

現代では治療法がない病でも未来ではきっと治療する方法が発見されると。
今も眠る二人が目覚めた時、きっと二人は幸せになれるという物語。

コレ…現実になってたんですね。現代ではクライオニクスと呼ばれているそうです。

そんな物語を過去に書いていた手塚先生にも驚きなのですが、そんな技術が確立されようとしていたとは・・・

ブラックジャックではソ連今でいうロシア(=ではないですが)にて開発されていたという話ですが、実は世界中で人間を冷凍する為の施設が存在するようなのです。

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ロシア以外の人体凍結保存(クライオニクス)施設とその値段

冷凍人間保存施設は世界中でどれくらい普及しているのか?

この一見SFみたいな技術。

2016年時点では世界で350人もの人が冷凍保存されています。

世界各地にそういった施設がありますが、実質ビジネスとして成立しているのはアメリカに2ヶ所ロシアに1ヶ所です。

有名どころはアメリカのアリゾナ州にある
アルコー延命財団
URL:http://www.alcor.org

2017年時点で149体保存。
希望者は1100人以上と言われています。

このアルコー財団には

出典:https://i.ytimg.com

有名な方ですとメジャーリーガーのテッド・ウィリアムズ氏も冷凍保存されています。

ちなみにアルコー財団の冷凍保存の費用は

全身:20万ドル(約2260万円)
頭部のみ:8万ドル(905万円)

となっております。

さらに財産へのメンバー登録と年会費を払わなくてはいけません。

かなりの高額です。

アルコー財団の最高経営責任者マックス・モア氏によりますと

「金持ちだけのもの、と誤解されていますが、まったく違います」
「生命保険で支払いをすれば、毎日スターバックスでコーヒーを1杯飲むのと同じくらいの負担で済みます」
引用:https://jp.vice.com

と生命保険での支払いならば特に高額ではないとの意見です。

またアメリカこのアルコー財団のライバルとされている団体が

クライオニクス研究所
URL:http://www.cryonics.org

コチラはアルコー財団に比べて費用もかなり安く

全身保存:2万8千ドル(約320万円)

となっています。

日本には人体冷凍保存施設(クライオニクス施設)はある?

そして気になるのが日本ではそういた施設はあるのか?という所。

こちらに関しては現時点では存在していません

が!

ないのは保存施設だけで日本トランスライフ協会という団体が存在します。

このトランスライフ協会は遺体を冷却後、アメリカやロシアの保存施設へと空輸するというサービスを提供しているようです。
日本人がロシアの施設にて冷凍保存されているという話はここが関係していると思われます。

一般社団法人日本トランスライフ協会
URL:http://www.translife.jp/

トランスライフ協会では人体保存の他に意識のデジタル化(攻殻機動隊の電脳化みたいな?)や人工知能についても多く解説されています。

パンフレットなどもダウンロードできるようになっていて、様々な技術に関して書いてありましたが…

ちょっと何ていうか…もう…アレな感じなところで一般人の脳では理解できない内容でした(笑)興味がある方はお邪魔してみるといいかもです。

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解凍方法と蘇生して生き返る可能性に迫る!

賛否両論様々な意見に別れる冷凍人間保存

生命とは一体なんなのか?

2016年にはイギリスの14歳の少女が冷凍保存を望み

それを認める母と反対する父で裁判が起こり結果冷凍保存することが認められたというニュースがありました。

その時少女はこう語ったそうです。

「私は14歳。まだ死にたくないけど、末期ガンであまり時間が残されていないの。だから死後私を冷凍保存してほしい。100年後、いや数百年後にガンは治療可能になって、私はまた目覚めることができるかもしれない。だから私は土葬は望まない。私は生きたい。もっと長く生きたい。だからこのチャンスを逃したくない。これが私の願いです。」
引用:http://www.excite.co.jp

自身や自分の大切な人が不治の病と知り、もし冷凍保存を望んだら…

そう考えると正直なんとも言えません。
その苦しみや絶望、願いの強さは当事者にしか分かりませんし、なんだかんだで普通に生活できている自分が
これは間違っている!とか
そんなことはない!などと知りもしないで否定をできるのか?と言われれば言えないです。

このニュースで言えば賛成する少女の母の気持ちも分かりますし父の気持ちもわかります。

この意見が別れる理由として重要なのが、

仮に冷凍保存したとして蘇生し生き返る可能性はあるのか?というポイントです。

まず現時点での解凍方法。

まだ現在の技術では解凍する方法はありません。

今の所このような見解がなされています。

人体に含まれる水分が冷凍されることで膨張し、細胞膜を破壊してしまうなどの問題がある。
現在の人体冷凍保存は、将来的なナノテクノロジー技術などの発展によって細胞膜を補修することが可能になることを期待している。
この問題に対しては、水分を事前に何らかの方法で不凍液などに置換し、冷凍時における細胞膜の破壊を防ぐなどの技術が模索されている。
引用:Wikipedia

そう、今のテクノロジーでは解凍した時に冷凍前の状態に戻すことができません。

簡単に言うと解凍する時に細胞がぶっ壊れてしまうわけです。
(冷凍マグロをイメージしていただけば、冷凍ですと解凍する際ドリッブがでてドロドロになってしまいます)

つまり

現時点で不治の病とされる病の治療法以前に解凍し蘇生することも未来のテクノロジーに任せている段階ということです。

ちなみにアルコー財団のマックス・モア氏によりますと解凍技術は50~150年後には可能になっているはずとの見解を示しております。

さて如何でしたでしょうか?

以前は漫画の物語の一つだったレベルの技術がすでに現代では実用化され実際に冷凍保存されているという技術。

今後のテクノロジーの進歩に賭けるのか?

一つの生命としての運命を受け入れるのか?

大切な人がもし冷凍保存を望んだとしたら…?

あなたならどうしますか?

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